実は世界のどこにも正しい発声法はこれというものはありません。解明されていないのです。音大でもロジカルな仕組みは教えてもらえません。何をどうすればどういう声が出るのかということを誰も知らないのです。私はそれはおかしいと思いました。私はこうすればこういう声が出るという仕組みを知ってもっと安心して歌いたかったのです。そんな思いから30年以上独自に発声の研究を続けたところ、「人類未踏の呼吸領域」を発見し「発声時の正しい呼吸筋肉の使い方の体系化」を確立することに成功しました。その結果、思い通りに歌えない理由は歌う筋肉が弱いからであることがわかりました。そのため、歌筋の筋トレを完璧に仕上げてから歌のレッスンをするという新しい形に行きつきました。つまり、体をきちんと楽器に仕上げてから歌のレッスンを行うということです。歌筋が弱いままどんなにレッスンをしてもどんなにイメージがあっても体が楽器に仕上がっていなければ良い音は鳴らないのです。
通常、体が楽器になるまで10年かかりますが、体系化出来たことでたった100日で仕上げることが可能になりました。時間もお金もエネルギーもどれほどお得でしょう。なにより歌を目指す者にとってそれだけ早く上手になれることは最大の喜びであると思います。体を一度楽器にしてしまえばどんな歌にでも応用が効く一生ものの宝となります。本物を目指すのではあれば歌筋を先に鍛えましょう。

ボイトレと歌のレッスンは、何が出来ていて何が出来ていないのか、またなぜそれが出来ていないのか、どうすれば出来るのかを的確に丁寧にわかりやすく修正をかけていくため、完成度は最大限に高められます。１曲でも完成度の高い歌が歌えるようになると、全体の歌唱力も底上げされていきます。楽しみにプロのマジックに身をゆだねてみてください。